写真:インド/リシケシュ ヨーガ・ニケタン・アシュラムよりガンジス川を望む

 


yogaはインダス文明の頃からあったと言われます。

BC16C頃アーリア人がインドに侵攻してきます。
その後に編纂されたリグ・ヴェーダ(BC12-BC10)『長髪の者の歌』で
yoga行者と思われる者が登場します。

yogaの詳細な定義、修行法、修行の段階、瞑想の詳細が始めてまとめられたのは、
紀元500年頃(紀元前に既に口伝されていたとも言われる?)のパタンジャリ編纂 yoga sutora's(yogaスートラ)
。

これは、紀元前後にインドで盛んだった、ヴェーダ聖典の六哲学派『ダルシャナ』のひとつとして成立します。
サンキヤ哲学の実践的理論、原始仏教の影響を大きく受けています。
『yoga学派』といわれ、その後『ヴェーダンタ学派』とは因縁めいた論戦が繰り広げられます。

さらに500年ほど経ったAD10C頃、
ゴーラクシャ・ナータのハタ・ヨガ・プラビディカが登場します。
これが、いわゆる『ハタ・ヨガ』のルーツになります。

この頃のインドは、
AD5C頃の仏教弾圧による仏教の密教化、
AD10C以降のイスラム教信仰によるヒンドゥー教のタントラ化
などの影響を受け、
より肉体的、神秘的覚醒を求めた
yogaに変化したのではないかと思います。

それから、さらに900年以上のち、
1930年代になると、現代ヨガの父達が登場します。
ヴィヴェーカナンダ、クリシュナマチャリヤ、シバナンダなどなどの師たちです。

その弟子達が、様々な流派に分かれ、
さらにその弟子達が、現在各流派を興しています。

mayuraのyogaは、
パタンジャリのyogaスートラを基本に、
yogaに科学的なメスを入れたyoga therapy、
4000年以上の歴史を持つアーユルヴェーダの理論を使い、
どなたでも日常で使える、健康的なyogaプログラムです。

それは、アサナ(ポーズ)より、呼吸、思考、ライフスタイル全般を意識したものですから、
身体に障害のある人、
心に苦悩を抱えている人
など、どのような方でも出来るyogaのスタイル。

アクロバティックなポーズや宗教色のない
心が豊かになるyogaを、目指しています。



ヨガの系譜

yogaを学ぶ上で、とても大切な、2つの理論。
 

パタンジャリのyoga・スートラ。
その中から、yogiの修行の分類をまとめた、第2章後段の『八支則』を解説してみました。
原始仏典を読んだ事がある方なら、その類似性に気づかれることでしょう。
ここでは、『サマーディー』が最終段階になりますが、スートラでは、サマーディーも数段階あり、さらに、カイヴァルヤ(解脱)という、最終段階が待っています。とても時間がかかる、深い哲学です。

しかし、真理を得るには、一番の近道かも知れません。




『yoga』の言葉が出てくる一番古いものが、このウパニシャッド聖典群と言われています。
その中から、人は5つの靄のようなものから出来ているという、パンチャ・マヤをご紹介します。
後世で鞘(さや)を表す『cosa』を加えられていると言われ、『人間五臓説』と訳す事が多いですが、ここでは、あえて原文のイメージに近いmayaで解説しておきます。
私たちは、表面の霧だけを見て生きているのかも知れません。


 

MAYURAロゴ

aosora-store.com

本サイト上の画像、文章、情報等を、権利者の許可なく複製、転用など2次的に利用することを固く禁じます。